アスベスト調査者の講習
引き続きアスベストの調査者の二日目の講習と試験でした。
こういう講習の場合、試験といっても落とすのが目的ではなく、
『ちゃんと聞いていたか確認』の為の試験なので、
一般常識と読解力、人の言ったことを聞く能力がある事と、
相当なおっちょこちょいをしなければほとんど合格するもんだと思います。
そんなに厳しくしたら、取れる人が少なくなって、困るのは国の方ですからね。
今回の試験結果は、すぐにはわからないのでなんとも言えませんが、
1会場に1人脱落者が出るか出ないかのレベルだと思います。
(大抵がおっちょこちょい。答えを書く列を間違えるとか)
そう言っといて落ちてたらどうしようとは思ってしまいますが、
そこは正直にこちら合否をで書こうと思います。多分大丈夫です。
答えは1週間後です。
ふるいにかけるのではなく、みんな合格させるのが目的で、
最低限の理解力があるかどうかを試しているだけの試験で、
講義を真剣に受けさせるのが目的のようなものですね。
アスベストについて思うところ
石綿-アスベストは
体内の肺に入ることで、じん肺、中皮腫、肺がんを引き起こします。
天然の鉱物から採取して天然のものではありますが、
体内に入らなければ、素材としてとても優秀なものだったんですね。
だからこそ広がり、使われ続けていた。
そして、1番の問題は代替え品がなかったことが、
使われ続けられた原因です。
規制は厳しくなって、含有量を徐々に減らしていきましたが、
一気にゼロにするほど技術の進歩や代替え品がなく、
5%→1%→0.1%と規制をされてきましたが、大きな問題なのが、5%,1%の時代のものなので、
ほんの18年前までは普通の素材、建築物だけでなく、車などにも使われていて、
本当にどこにも使われていたんですよね。だからこそ、我々のようなリフォームをする会社にも
この講習が強要されるまでになっているんです。
ということで、弊社の方でも準備万端。
10月と言えばインボイス制度も同じタイミングで、
色々と規制が厳しくなる感じがしますね。
慣れて仕舞えばなんでもないんですけどね。
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