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目線を考えてみる

作業の目と監督の目

昨日は日報すっかりど忘れでした。

朝は戸田パークハイツで産廃搬出、

左官屋さんの施工日なので、打ち合わせ。

設計と仕上げ前の打ち合わせというよりも、すり合わせでした。


設計担当者さんがこまめに現場に来ていただけるのは、

非常に助かります。私も人間なので間違えてしまうことや

勘違いしていることもあるので、

そのヒューマンエラーをあぶり出すという意味でも、

ここはどうすれば良いのか、この仕上げで間違いがないか?

などなど現場でお話をすることによって、

間違いに気づくことができるので、助かるんです。


目線の話ですが、作業する目と、監督する目は違うんですよね。

リノベーション工事において、作業する側の目線はすごく狭く、

全体が見れないんです。


一方監督する目は、全体を俯瞰して見るんです。

時間軸であったり、効率だったり、各職人さんとの取り合いだったり、

細かい収まりだったり。我々なんかは作業する目と、監督する目を同時に

鍛えていかないといけないんですね。コレがなかなか難しいんです。


大工さんが棟梁

だから、大工さんは特にこういう要素をしっかり持たないと、

現場が成り立たないんですよね。大事なスキルと言っても過言ではない。

だから大工さんの事を棟梁と呼ぶんですね。建物の重要な要の部分ですね。


そういう意味で、我々は図面から必要なものを用意したり、

職人さんを手配したり、工程を作ったりさまざまな段取りをします。

その段取りを現場で大工さんが具現化することにより、現場が出来上がります。


大工さんはリノベーション工事の中で、半分以上現場にいます。

だからこそ、大工さんの技量が現場の良し悪しを左右するものだと思います。

なのでT井さんにはいつも感謝しています。


ただの、職人と監督という立場でなく、一緒のものをお客様のために作り出す

仲間といった感じでしょうか。また、現場をまとめるリーダーとして期待している部分でもあります。

さまざまな段取りに時間を取られてなかなか

現場に行けないことも多々ありますが、

大工さんがしっかりまとめてくれると安心して任せられるのですから。

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