top of page

やっぱり工務店にマンションを見てもらうのっていいなと思ってしまった。

更新日:2023年2月23日

■梁がぁあああ。マンションに毎日向き合ってます

リノベ工事の最終仕上げの取り付け工事中です。今日は江戸川区の平井の現場です。本日は大工さんと収納枕棚、枕棚(まくらだな)とはクローゼット内のパイプ上についている収納の棚の事です。今回は梁がたくさん縦横無尽に部屋内にある作りのマンションで、クローゼット内にも梁があり、枕棚の収納力があまりなく、なかなか困ってしまう現場です。普段は奥行き445mm(既製品サイズ)が多いのですが、今回は奥行き600mmの枕棚ばかりです。リノベーションをする時に思うのですが、やはり梁が大きい現場、特に床が直張りのフワフワしたフローリングの時にリノベで床を上げるとどうしても梁が低くなってしまうケースがあるので、リノベする際のマンション購入時の選び方は非常に重要だなと思います。弊社がマンションを売却でお預かりする際は、しっかりとそういうところもチェックするだけではなく、見えない部分の配管もしっかり見てお預かりするので、リノベする方の購入の際にも安心なようにしています。普通の不動産屋さんには以外とできないところなので、そういう点では、常にマンションのリノベーションをしているというのは、マンションを評価する面では非常に有利だなと思います。


■不動産屋さんと工務店のマンションの見方の違い

では不動産屋さんはどういうところを見ているかというと、マンションの管理状況、マンションの取引事例、マンションに備え付けられているユニットバス、トイレ、洗面などの設備系の仕様、エアコンの仕様くらいまで。弊社では、必ず見えない部分がどうなっているかまでを見ます。基本的には先ほどの床の仕様直張りか床を上げているのか、配管のルート、配管にどういうものを使っているか、給湯管に銅管を使ってないかもしくは樹脂管になっているかはとても重要な部分です。絶対見ます。給湯器の仕様はどうか?エコジョーズなどだとプラス査定、取り付け後13年以上経っていないか?13年というのには理由がありますが、今日は割愛します。などなど、細かく見ちゃうんです。職業柄です。ここまでマンションの査定で見る人は他にはいないと正直思っています。というか不動産屋さんで見られる人もそこまでいなと思います。そこまで知らなくても不動産というのは売れてしまうんです。誰が売っても一緒なのではと思ってしまいますが、私はそこらへんに疑問を持ち、しっかりと売却する売主さんにも買主さんにも良いところ、悪いところをしっかりと把握して責任を持って売り買いをしたいという想いで、この仕事をしているので、それが少しずつではありますが出来ているので嬉しい限りです。まだまだ、その良さを伝えきれてないところがダメなところです。

最新記事

すべて表示
bottom of page